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下記を読んだ感想を述べる

https://offtopicjp.substack.com/p/everything-about-nfts

日本語圏ではあまり情報が入ってこない、NFTコンテンツについて述べられており、新しい資本主義経済圏が創出されたと感じた。

NFTの資産性

記事中では、ほとんど触れられていない。インサイダーには、当然の感覚なのだろう。
NFTは、ブロックチェーンによって価値が担保されており、本物であることに権威性が不要。
ほとんどの人にとって、本物であることの確認も、必要ないほどの信頼性である。
それに加えて、容易に流通できる。(売買できる)

記事の内容について

最近話題になった、Axie Infinityについては導入程度にまとめられている。
その後の経済圏の話につなげるなら、ガバナンストークンのAXSについても触れた方が良かったように思う。

日本語のコンテンツとしては以下のpodcastが詳しい。

Axie Infinityは、コレクタブル系NFTゲームであるCryptoKittiesのファンが開発したそうなので、持続可能なゲーム設計になっているように思う。

そして、podcastを聞いて感じるのは、NFTの駆動力は仮想通貨成金からの資金供給の旺盛さにあるということだ。

コンテンツ内のネットワークとアテンションの経済化

”ネットワークが経済化されるのは参加者全員がメリットできる仕組みを提供すること”と述べられる。
NFTは、参加者全員がステークホルダーとなりえるシステムだということだろう。既存のアプリ経済圏では、これは達成されていない。

NFTアバター

北米でかなり流行しているようだが、これはメタバース文脈が強いのだろう。
Bored Ape Yacht Clubについてはかなり勉強になった。golliraz世代としては好みのテイスト。
”Bored Apeアバターの保有者はそのアバターの画像をBored Ape運営会社の許可なく商業用に使える権利を持つことになる。”という制度はかなり新しいと感じた。
IPの二次利用許可はコンテンツ産業での大きな流れだが、これをNFTの資産性に則した形で参加者にメリットを与えている。

終わりに

この記事を読んで感じたのは、NFTもまだ資本主義のシステム上で発展していることだ。さらに進めば、decentraliedなガバナンスを通して、新しい経済圏が生まれるだろう。